株式会社サンケイリビング新聞社と全国に展開する関連会社の計12社が運営する地域情報Webサイト「リビングWeb」が2024年6月3日に全面リニューアルした。
同社は大都市圏郊外で「リビング新聞」、都市部で「シティリビング」という地域密着型の女性向けフリーペーパーを配布してきたが、近年は紙媒体を整理し、ウェブメディアに注力している。
全国23エリア(2024年5月現在)で、「リビングWeb」というタイトルのウェブメディアから生活情報と地域情報を配信している。
今回のリニューアルでは、地域情報に生活情報を融合させ、「地域の個性と、その街の日常の魅力を新しい形で発信。また今までより幅広い年代層のユーザーが、ストレスなく情報を発見できるデザインと機能を付加」するという。
地域密着で地元の魅力を発見する楽しさを提供し、地域でのお出かけや体験機会を増やして地域活性化に貢献するという。
デザインは、年代や性別を超えて見やすい視覚的にもすっきりと洗練されたインターフェースを採用する。「お気に入り記事クリップ機能」と「閲覧履歴確認機能」を新たに導入する。
ロゴも「リビング新聞」と同じものに変更し、地域ビジネスに貢献するリビングネットワークの運営メディアとしてブランドを強く打ち出す。
また、地元で暮らすレポーターが発信する「地域特派員レポート」や、人気のチェーン店情報を中心にレポートする「リビングWebブロガー」の投稿を掲載する。地元密着の店舗やサービスのみならず、全国チェーンでありながら地域のくらしに欠かせないショップの情報も伝える。
ほかにも、地域ネタをテーマにした「検定クイズ」や地元の“世論”を探る投票型コンテンツも掲載する。
営業的には、地域広告主に向けた包括的なデジタルマーケティングソリューションを提供する。
具体的にはWeb会員へのメール広告、地域特派員が取材から記事作成までを手掛けるタイアップレポートとそれを動画化してYouTubeやTiKTok等に投稿するショート動画コンテンツのほか、SNS広告主の商材をテーマにした検定クイズを実施できる検定クイズタイアップといったコンテンツを提供する。
さらにリビングWeb上でイベント応募受付・資料請求受付メニューを設置したり、ランディングページを運用する広告パッケージも提案するという。
今回のリニューアルの対象ととなるリビングWebネットワークは、次の通り。
仙台リビング新聞社、福島リビング新聞社、栃木リビング新聞社、静岡リビング新聞社、名古屋リビング新聞社、山陽リビングメディア、広島リビング新聞社、えひめリビング新聞社、福岡リビング、熊本リビング新聞社、南日本リビング新聞社、サンケイリビング新聞社(首都圏・大阪神戸)
ネットワークがサービスを提供するのは以下の23エリアだ。
札幌、仙台、ふくしま、栃木、千葉、かしわ、埼玉、東京、むさしの、多摩、横浜、田園都市、静岡、名古屋、大阪、北摂、神戸、岡山、広島、えひめ、ふくおか・北九州、くまもと、かごしま
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