北海道文化放送株式会社は、3月28日に同社が運営するローカルメディア/ローカルニュースサイト/ローカルウェブメディア/ローカルウェブマガジン/地域情報サイトの多言語版サイトをリリースした。
北海道文化放送(UHB)が運営する北海道地域情報WEBサイト「SASARU」をベースとした、インバウンド向け北海道情報サイト「SASARU for visitors」だ。
英語、中国語(簡体字・繁体字)、日本語で情報を発信し、北海道を訪れる外国人観光客の“旅ナカ”(旅行中)での利用を見込む。
「インバウンドの利用を促進するサイトづくりを行うことで、北海道観光の更なる活性化に貢献したい」という。
たとえばグルメ情報なら「寿司」「天ぷら」「ラーメン」などは、さまざまな観光ガイドブックに掲載されている。しかし、SASARUは、今北海道で流行っている最新の「進化系スイーツ」やオープンしたばかりの話題のグルメスポットなど、まだ世間に広く知られていない、北海道の地元の人たちだけが知っている最新のグルメ情報を発信している。
こうした情報を発信することで、リピーターや定番以外の観光を望む層に訴求する考えだ。
そのため「SASARU」とは異なる方針を打ち出している。
(1)インバウンドニーズにマッチした記事をピックアップ
インバウンドのニーズにマッチした記事をトップページの「Topic」、「Editor’s picks」に掲載する。
(2)スポットをマッピング
現在地から行けるスポットを視覚的・直観的に探すことできる機能を追加した。“旅ナカ”(旅行中)の使用を想定して、紹介しているスポットをマッピングし、ビジュアル化して、記事閲覧から訪問へのアクションを容易にした。
(3)さらなる多言語展開
2023年9月時点では英語と中国語に対応しているが、韓国語、アジア諸国の言語などさらに多言語化を進めるという。
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