鳥取県鳥取市で障害者就労支援施設を運営する会社が、10月に地元・鳥取県鳥取市に特化したローカルメディアを立ち上げた。

障害者就労支援施設の利用者である障がい者がローカルメディアの運営に携わっているといい、ローカルメディアの売上が障がい者への工賃になるという。

ローカルメディアがこのようなスキームで運営されるのは、当名鑑の調べでは初の試みで今後の成否が注目される。


このローカルメディアは「鳥取ぺんぎん」。鳥取市の障害者就労支援施設「Nextep」で就労移行支援・就労継続支援B型の事業を行う株式会社BACが運営する。

この施設を利用する障がい者が簡単なPC作業や画像作成、記事の校正や校閲を行っており、中にはライターとして記事を執筆するひともいるという。

鳥取ぺんぎんでは今後広告も掲載する予定で、すでに広告主を募集するなどしている。これらの売上は、外部ライターへの報酬や運営に関わる障がい者へ工賃として支払うという。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000150626.html