TUTAYAなどを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)のグループで、出版、映画、音楽などのカルチュア・コンテンツ事業を統括するカルチュア・エンタテインメント株式会社(CE)が、コンテンツ配信型ウェブメディアの構築・運用・マネタイズを支援するサービスを6月17日に始めた。

すでに同グループのCCCメディアハウスや徳間書店、主婦の友社などの出版社向けに、ウェブメディアの構築・運用・マネタイズをパッケージとしたプラットフォーム「CEMP」を開発・提供をしている。

「CEMP」は、サイト構築と出版メディアとしての成長のために欠かせない「外部ニュース配信」と「デジタル広告による収益確保」、またそれを支える「CMS(コンテンツ管理システム)」をワンパッケージで提供するという。

さらに、Yahoo!ニューやSmartNews、グノシー、LINEニュースなど、23を超える外部ニュース配信先への配信も予定している。「CEMP」を導入したグループ出版社では、導入後5ヶ月で1,000万ページビュー、15カ月で2,000万ページビューを達成した実績もある。

今後は地方のタウン誌などにもサービスを提供する可能性もあり、ローカルニュースサイト/ローカルメディア/地域情報サイト業界の活性化も期待できそうだ。